Macで外付けHDDをhfs+でフォーマットできなかったので、Linux mintでフォーマットした

外付けHDD(2TB)を買って、その後ろ半分をTime Machineのバックアップ用にしようと思い、

  • 最初からあったパーティションを縮小 → 空いた領域にhfs+(Mac OS 拡張)のパーティションを作成

をしようとするも、

「ディスクにパーティションを作成する準備中」

の表示のまま先に進まない現象に出くわしてしまった…。

 

いろいろ調べるも、原因はわからず。

 

いったんHDD全体をフォーマットしなおせばいけるかも? とは思いましたが、最初からあったパーティションの方にはすでにデータを書き込んであったので、それはできるだけ避けたい。

さらに調べること1時間。

 

Linux mintでhfs+フォーマットする方法があることが分かりました。搭載マシンを使ってやってみたところ、パーティション作成成功!

 

1. Linux mintを起動

2. パーティション操作ツール「Gparted」をインストール

Linux mintの「ソフトウェアの管理」からインストールできます。

3. hfs+を扱えるようにするためのパッケージ(?)「hfsprogs」をインストール

こちらも「ソフトウェアの管理」からインストールできます。

4. Gpartedを起動し、パーティションを作成!

 

Time Machineのバックアップ先にも問題なく指定できました。

 

たぶんUbuntuとか他のディストリビューションでもできると思います。

 

参考になったページ:[ubuntu] how to format hfs+ partition using gparted

「WP Maintenance Mode」が原因で、WordPressが重い

追記:WP Maintenance Mode 1.8.10で修正されたようです。

昨日、Wordpressを3.5.2にアップデートしたところ、ページの表示が非常に重くなりました。

怪しいプラグインを無効にしてみたりするが改善せず。これはWordpress再インストールになるか・・・? いや、その前に原因を調べられるだけ調べてみようと、いろいろ調査すること2時間。

 

原因は、意外なプラグイン「WP Maintenance Mode」にありました。

 

ボトルネックとなっていたのは、このプラグインの中に書かれていた、プラグインの更新をチェックする(?)コードです。

ソースコードを見たところ、中ではREST APIの通信が行われていて、そのレスポンスが非常に遅くて時間がかかっており、しかもそれがページが表示されるたびに呼び出されるという具合でした。

 

該当箇所のソースコードはこちら:

/wp-content/plugins/wp-maintenance-mode/inc/key-check.php

[php]function lrss_check_update() {
//$v is simply for testing purposes
$v = isset($_GET[‘v’]) ? $_GET[‘v’]:11;
//Grab the current URL of the page
$request = urlencode("http://" . $_SERVER["HTTP_HOST"] . $_SERVER["REQUEST_URI"]);
//Grab the user agent
$agent = urlencode($_SERVER["HTTP_USER_AGENT"]);
//Your Unique Plugin ID
$pluginId = ’12’;
//Grab the ip address of the current visitor / We use the ip address to check our database and see if it is a search engine bot so that no one can fool our system by simply changing there user agent
$ip = urlencode($_SERVER[‘REMOTE_ADDR’]);
//Build the request URL with all the variables
$reqUrl = "http://wordpress.cloudapp.net/api/update/?&url=". $request . "&agent=". $agent. "&v=" . $v. "&ip=".$ip . "&p=" . $pluginId;
//Return the code decoded as json, the @ simply means that it will display 0 errors
return json_decode( @file_get_contents($reqUrl) );
}[/php]

とりあえずの対策として、WP Maintenance Modeプラグインを無効にすれば、重さは改善されます。

もしメンテナンスモードにする必要がでてきたときは、かわりに.htaccessなどを使いましょう。

 

WP Maintenance Modeの方が修正されれば、また問題なく使えるようになるとは思うのですが、しかし今日、公式のWP Maintenance Modeのページを見てみたところ、いつからか分かりませんが、ページが無くなっている模様・・・。

WP Maintenance Modeは、数日前に脆弱性が報告されていましたので、もしかしたら、この対応でバタバタしているのかもしれませんね。

(参考)英語サイトにも情報がありました。

入力したフォームの内容をブックマークレットに保存できるFirefoxアドオン「Form Saver」を修正してみた

Web開発やってると、とにかくフォームの入力をひんぱんにやるんですよね。何かの投稿用フォームだったり、設定用フォームだったり・・・

作ったサイトの動作テストのために、同じフォームに同じような内容を、何度も入力するのは、とても面倒です。

 

Firefox使いの僕は、アドオンの力でこれを解決したい。

 

Lazarusという、フォームに入力した内容を自動で保存してくれるアドオンがあって、これも便利なのですが、決まった入力内容を繰り返し使いたいときにはちょっと不向きな気がします。

(何度もフォーム送信を繰り返していると、それらが全部保存されてしまい、復元したいときにどれを復元したらいいかわからなくなるので)

 

そこで登場するのが、Mike Botskoさん作のForm Saverというアドオンです。

フォームに入力した内容を全部そのまま、ブックマークレットの形で保存することができます。次にフォームを使うときに、そのブックマークレットを実行すれば、保存しておいたフォームの内容が復元されます。

これこそ、僕のニーズを満たしてくれる、すばらしいアドオンなのですが・・・

 

なんと、最新のFirefoxに対応していないではありませんか。

 

無理矢理インストールを試みるもエラー。

他に似たようなアドオンを探したけれど見つからない。どうしたものかと悩んでいたのですが、ありがたいことにForm Saverは、ソースコードがgithubで公開されていたことに気づきました。

そこで、僕がこれをforkして、最新のFirefoxで動くよう修正を入れてみました。こちらからアクセスできます:

githubページ:wizardg/formsaver

xpiファイル:formsaver.xpi

 

ちなみにForm Saverの使い方ですが、フォームを一通り入力したあとで、(送信ボタンを押す前に)右クリックメニューから「Form Saver」を選択します。すると、フォーム保存のためのダイアログが出てきます。

Form Saverのダイアログ

「パスワードフィールドも保存するか」「hiddenフィールドも保存するか」などの設定や、フォーム復元用のブックマークレットの保存場所の指定を行ったら、一番下のボタンを押せば完了です。

 

あ、実はついでに、1個機能を追加してみたり・・・

ダイアログに、「disabled属性のついたフィールドも保存するか」を設定するチェックボックスがありますが、これは僕が追加しました。

 

このアドオン、Web開発だけでなく、ショッピングサイトの住所入力とかにもよさそうですね。便利なのでおすすめです。